10/06/06
結構夜更かしした筈なのに9時起き。実に健康的だ。
家の片付けの後、クラスメイトと駅で待ち合わせ。
ケルンに行くはいいのだが切符のシステムがややこしくてどうやって買えばいいのか解らん。
人に聞きまくった挙句、複数人の1日フリー券を買って出発。
1時間ほど窓の外の景色見て着。
んで、お目当てはとりあえず美術館でのダリの特集と大聖堂。
地図見ると結構近いなー、と思いながら駅の建物から出。
ヤバい。こんなんが立ち上がったら欧州が焦土と化す。
とりあえずビッグサイトがロボ化しても勝てない。無理。
あとこれタップしたら6マナは出る。テッパンで。
と、生まれたての小鹿のように震えながら広場まで。
なんぞ軽いグロ画像の描かれた垂れ幕の前でビラ配ってる人たち発見。
下に中国語で書いてあるんだけど、残念ながら大学で中国史を専攻していなかったワタクシ。
「中央」「酷」「刑」「止」とかの文字しかわかんなかったので、クラスメイト(台湾人)に読んでもらう。
何でも中国で国の方針に逆らった人の刑罰の様子だそうで、あんまり酷いから止めさせTai!とか。そんな。
つうか、とりあえず飯にしようぜ。
てな訳でケバブ屋へ。辛いのたくさんかけて食う。んまー。
それから最初は美術館行きますかー、という事になって移動開始。
カメラや荷物の持ち込み禁止だったので写真もとらずほけーっと。
「幻影の馬車」つータイトルの絵のぽつねん感が好き。あとダリ髭かっちょいいかも。え、えー?
てな訳で、外。適当に歩ってるとスターバックスの前でお姉ちゃんに試供品を貰う。
なんか俺声かけやすいのかしらん。
んで、ひょいこらと大聖堂前まで戻る。
と、さっきは見なんだ集団を発見。何かしら誰かしら。
てな感じで割とヘビーなグロ画像も飾ってたりの署名運動。
「天上天下唯我ノンポリ」を標榜する朕は当然ながらスルー。暑いし。
んで、いよいよ大聖堂へ。うあ、すげえ威圧感。夜道で会ったら腰抜かしそう。
セーブしてないし初期装備だし仲間増えてないし伝説の力とかに目覚めてないけどとりあえず突入。
こういう所って入って最初に言われるのは「生きて帰れると思うなよ」とか「とうとうここまで来たか」辺りが
定番なんだろうけど、ごく普通におっちゃんに「帽子取りなさい」って言われた。メンゴメンゴ。
んで、中。
やっぱ石造りの建物ひんやりしてますなぁ、とか思いながらステンドグラスや天井の意匠を見物。
んで、クラスメイトと話していると「塔のてっぺん登ろう」との事。
ほんじゃあ行ってみますか、と受付へ並ぶ。
受付に塔の高さとか書いてあったので羅列ってみます。
高さ:157m
階段の段数:509
おめえが登る高さ:100m
往復所要時間:30分
エレベーター:無し
んー、潔いね。
ていうかお前、俺の事嫌いだろ?
気分は正に魔界塔士。チェーンソー持ってこなかったのを悔やみながら螺旋階段を昇る昇る。
途中の通路。僕の肩幅ギリギリくらい、というと狭さが解るでしょうか。
ぜひぜひ言ってると上方から光が。やった、僕はやりとげましたよ。
さあ行くぜ、おれたちの せかいへ!
ギリギリ軋む階段に本気で怯えながら上へ。
そして遂にきたよきましたよ。
んで、目ざとい方はもう気付かれたと思いますが、壁にびっしりと記念のサインやなんかが書かれていたり。
ついつい野次馬根性を丸出しにして観察してしまった結果、見つけた面白いヤツ。ていうか景色見ろよ。
なんとキョンキョンが!
んで、個人的に大賞はこちら。
え、何?時空の旅人?アリバイ工作?歌えなかったラブソング?
とか思いながら横を見てみる。と。
書き直してんなよ!
ただでさえ呼吸が落ち着いてないのに窒息死させる気か、と思いつつぐるーっと。
んで、ぼちぼちと降りる。下りは思ったより楽だけど足踏み外しそうで怖い。
お日様に目を細めながらとりあえずビールでしょー、って事で酒場へ。ケルシュー。
ぐびりと飲んで良い気分になったところで町を散策。てれってってってー。
んで、歩き疲れたので川原まで。
水辺って風涼しー、あと芝生っていい匂いー、とか思いながらいつの間にかうとうと。
起きると結構な時間だったので、そこらで飯済ませて帰途。
帰りの車内で大江健三郎とか村上春樹の話をされる。
昨日に引き続きウイスキー飲みながらたらりとして寝。