祭りの季節

明日からサンフェルミン(牛追い祭り)で
沢山の無辜の民が偶蹄目に蹂躙されるというお日柄の為か
何となくお隣の県であるこの片田舎都市もうきうき気味。でも雨。

で、雨の中を語学学校までバス。あー、バス通なんて5年ぶりか。もっとか。
時間前に着いたので安堵しながら建物内へ。
すると思春期の子供が居そうな妙齢の女性が此方に向かって何事か話しかけてきた。
「ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ
 ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ
 ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ
 ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ」
(この頃の私たちはとてもいい感じである。
 もぎたての果実のいいところのようでとてもいい感じである。
 そういう事にしておけばおのずとすべてがいい感じになる。
 ありがとうね。よろしくね。それではさようなら)

たようなら。

ていうか何言ってるか全然わかんなかったので「いや、全然わかんねぃですわ」言うと
了解したらしく教室へ案内される。多分言語レベルを測られたんだと思うけど。
10分ほどして、生徒がぞろりと集まり始め、授業開始。

まぁまずは挨拶や自己紹介に関する用語なんぞを教えられ、それぞれ自己紹介。
この辺までは何とかわかったので安心しつつこなす。

で、生徒内訳が

お隣の席。多分僕より若い。
かなりできる感じなので初級クラスじゃなくてもいいんじゃね?

  • ロシア人の夫婦

19歳と8歳になる息子がいるそうで。
自分よりできなかったので正直ホッとしてしまいました。嫌な奴だな俺。

乳でかっ。あとやっぱ僕より若そう。
チェコ人の子とよく話してた。チェコ語スロバキア語って似ているんだろうな。

朕。

という世界は狙えなさそうなラインナップで授業は進む。
生徒同士の会話だとロシア人夫妻、チェコスロバキアというラインが出来つつあり
なんだかぽつねん気味。んーむむむー。

とはいえ全体的には和やかムードのまま授業終了。
少し先生に質問があったので軽く会話し、帰途。
帰りは雨がきつめだったので歩かずにバス。
降りる人の為かなかなか発車しないでいると、先程のチェコ人の女の子が乗ってきた。
目が合ってしまったので軽く手を振るとこちらに寄ってきて隣に座られた。

あー女の子と一緒に帰るなんて何年ぶりかしらんいや待てよていうか話通じんのか
向こうも単語知っているって言ってもそんなに上手くスペイン語喋れる訳じゃないし
そもそも俺がわかんねえしチェコって確か公用語チェコ語とかだったよなそうすると
隣になったはいいが「ドキッ!沈黙だらけのよく知らない仲のバス下校」とかに
なりかねませんかあーもうだからちょっと時間つぶしてバス乗ったのにぃ。

で、女の子の一言。

「ね、英語わかる?」

さよなら俺の杞憂。

まぁそれから互いの事について色々と。
どうもEU内で交換留学生みたいなのを奨励しているらしく、
その子はそれであちこち行っててドイツ語と英語も勉強したとか何とか。偉っ。
ただ、やっぱりちょいとその子にとってはレベルが低いらしく、
一段階上のクラスに行けるかどうか問い合わせてみる、との事。
あとは「学校終わったら海行こうと思って水着持って来たのにー」とか言われた。んー。

降りるバス亭は僕の方が先だったので別れ、帰宅。
なんか疲れたのでオリンピックの候補地決定のニュースを見ながらビール飲んでうとうと。

ジョナサン・ジョースターの残した手記から南米に飛ぶスピードワゴン財団
ところが「マシュラ」と謎の単語を残して次々と怪死&失踪する調査員。
一連の事件を瑪羅門一族と対立する魔修羅一族の仕業と見たSPW財団は
調査員の救出を「最後のサムライガン」月光と「最高のサバイバー」である
太一・平賀・キートンに依頼する。

という夢を見たので、続き見たさに慌てて寝直す。

ちっとも続きなんて見れないまま起床し、
父親に依頼された仕事を片していると当の父親帰宅。そして第一声。

「アンコウ買ってきた。鍋やろう」

今何月だと思ってのかしらこの人。

慌ててネットで作り方を調べて製作。ていうかアンコウ一尾買ってくんなよ。
4人前で400gって書いてあるだろ。どう見てもこのお魚さんは1キロ超えてるだろ。

と始まる前は戦々恐々だったものの食い始めてみると案外食えるのね。一尾。
大満足して犬の散歩。途中のタバコの自販機でFortunaとDucadosを買ってみる。
ニグロタバコは案外いいかもしれんね。うん。

ウイスキーをがぱがぱ飲むよそうするよ。

あと、今気付いたのだけど、リンク元表示されるんだね。びっくり新機能。