05/07/06

目覚めたら8時。ちなみに普通、家を出るのは8時10分。うっわ。

大急ぎでシャワー浴びて朝飯かっこんで出発。うんこするゆとりもねえ。
で、間に合ったは良いのだけど近頃色々大変だったのでなんか体力と精神力の限界が来た感じ。
つか気抜くと吐きそう。

座ってただけの4時間が過ぎ、帰宅。
昼飯食って寝る。
起きて宿題やっていると栃木さんが居たので暫し会話。
なんか身長の話を結構した。

んで、どういった話の流れかは忘れたのだけど、
「栓抜きなしで王冠を開ける技術は身に付けておくと何かと便利」という話に。
そういえば以前、香港に旅行行った時は石に叩き付けて割ろうとした挙句、
炭酸で爆発してお手手ケガしたりしたのよね。
ひょっとしなくても僕はバカなのかもしれん。

そんな雪辱を晴らすのも手伝って色々なサイトで開け方を見てみたけどどうにもしっくりこない。
自分の理想の開け方は以下。


・道具はいつも持ち歩くものを使うこと。ペンチとかは×。
・歯は殴られると10本単位で折れる自信があるくらいガタガタなので却下。
・平均筋力を大きく下回る僕にもできるヤツで。束ねたトランプを引きちぎる握力があるのが前提の開け方なんてムリのムリムリ。
・20歳で瓶切りとかできるほど愚地で克己じゃない。

とまぁ、この辺の難関を無い知恵絞ってDIYった軌跡をご覧あれ。宿痾の狂気の到達点。



いつもポッケに入ってるもの一覧。この中から使えそうなモノでやります。

まずはカギでトライ。鍵って言われて真っ先に思い浮かぶのはイダタツヒコって間違ってるかしらん。
とりあえずネットで見かけた方法でやってみますかね。



こんな感じなのかね?

えー、今のは悪い見本です。指折れるかと思った。

つうかアレだ、敵を知り己を知れば百戦百勝脚とか言うじゃない。恋したっていいじゃない。
という訳で王冠の観察をしてみよう。そうしよう。



で、分かった事。
谷の方が食い込んでいる分、鍵の先っぽがひっかかり辛い。
でも普通の栓抜きは谷の下に噛ませる感じ。
カギは結構厚みがあるので谷の下に噛ませるのは厳しい。

タバコ吸いながら考えること数分。逆に考えるんだ。「開けなくてもいい」と考えるんだ。え、えー?
そして思い出したのがネットで開け方を調べた時に見た一文。

「1回だとムリだけど2、3回やれば開く」

お、おおお。そうかそうかそうか。別に無理して一動作で開けなくてもいいのか。
将を射るならまず馬。ハーレムエンドを見たいならまずは各個撃破。これはエウレカかもしれませんぞ。

10分後、見事に開栓。以下解説。

まず、使う道具はカギ。



このカギの歯、というかノコギリ状になっている部分を使用。



カギ断面図。赤い矢印部分を、



こんな感じで谷の下に噛ませます。



実際にやってみると割と簡単に谷部分が広がります。



谷部分が広がったところ。後はこれを全体の3分の2くらいやると開きます。



うめええええええええ。

宙に浮かせて手に持っている状態でやるのはかなり難しいので、
地面でも何でも下に置いた方が安定します。
これで樹海や砂漠でビール瓶を前にして絶望する人生とはオサラバさ!
ワイルドかつテクニカルな君の仕草であの子のハートもガッチリキャッチ!
万馬券も当たりデルモに言い寄られ札束の風呂でパイオツ揉み放題で豪運が炸裂でええと。

あ、「カードキーなんで普通のカギ持ってない」って人は知りません。
執事にでも開けてもらえばいいんじゃないですか?